案内編論文編書籍編雑記編

カントの超越論的哲学

超越論的哲学は、超越的哲学や経験的哲学とどう異なるのか。超越論的哲学における超越とは、どこからどこへと超越することなのか。理論理性と実践理性は別なのか。カントの構成主義を行為論として解釈し、その行為の目的を問いつつ、『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』の三批判書全体を、全体部分関係論としてのシステム論の視点から、再構築する。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月12日|コメント:6個]

カントは超越論的哲学の開祖である。『純粋理性批判』で提示された超越論的哲学とは何か。『実践理性批判』や『判断力批判』は超越論的哲学ではありえないのか。本書のカントに対するスタンスを明らかにする。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

自然科学者は、自然法則を探求するが、なぜ自然に法則があるのかまでは探求しない。人間が発見した法則にはどれだけの妥当性があるのか。これは科学ではなくて、哲学の問いである。カントが『純粋理性批判』で提示した批判哲学を検討しながら、超越論的哲学とは何かを考えてみよう。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

カントにとって超越論的主要問題とはアプリオリな総合的判断の基礎付けである。総合的判断において、感性と悟性が総合されるわけだが、その総合は、いかなる超越によって可能なのだろうか。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

私たちは、感性的多様から出発して、時間性そのものである純粋統覚へと到達した。純粋統覚は、どのように感性的多様を総合し、超越論的統覚となることができるのだろうか。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

カントは、「批判」によって認識可能性と不可能性の境界を明確にした。境界を越えた超越的な理性の使用は二律背反を帰結する。カントは、二律背反における定立と反定立との対立をどのような弁証論(ディアレクティケー・テクネー 対話術)によって調停するのだろうか。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

ここでは、まず、前章に倣って、カントの倫理学が倫理学史上、どのような位置をしめるかを見定める。カントにとって『実践理性批判』は『純粋理性批判』とは異なって超越論的哲学ではないのが、理論理性と実践理性はどこまで同じで、どこが違うのかを考えよう。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

私たちは、しばしば感性的な動機から、理性的な判断を曇らせ、道徳的に悪しき行為に走る。道徳的に正しくあるためには、そうした倫理学的感性から自由にならなければならない。しかし、その正しさを判断する実践理性は、理論理性とは異なる理性なのだろうか。認識行為と身体行為の相関関係を分析して考えたい。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

カントの倫理学の理念は自由であり、その理念は、定言命法の遵守により実現する。では、定言命法はいかなる道徳法則なのか。実践理性のカテゴリー表を分析しながら考えよう。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

純粋理性批判』では止揚できなかった、魂・世界・神の三つの理念をめぐる二律背反が、『実践理性批判』では、解決される。しかし、実践理性においても、理論理性においてと同様に、人間理性には調停不可能な二律背反が生じるのではないだろうか。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:2個]

カントの哲学を行為論的・目的論的に解釈するとき、認識的・身体的を問わず、行為一般の究極目的は何かが問題となってくる。『判断力批判』を、ヘーゲル的な視点から再構築してみよう。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

私たちは、美しいものに惹かれ、崇高なものに感嘆する。悟性や理性とは無関係に見える美観的判断力は、カントの哲学においてどのような位置を占めるのだろうか。目的論の立場から考えてみよう。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

自然界には、偶然にできたとは信じがたい合目的的な相互連関があり、人々は、かつてそこから神の存在を感じ取った。たんなる部分の寄せ集め以上の合目的的全体はいかにして可能なのか、『判断力批判』を手掛かりに、考えてみよう。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]

私たちは、これまで、主観的合目的性と客観的合目的性を考察してきた。客観的合目的性を可能ならしめる主観的制約は何かを考える時、カントの目的論は歴史哲学、それもたんに人間界だけでなく全自然界を究極目的を目指して展開される理性の自己実現と観ずる歴史哲学となる。

[投稿者:永井俊哉|公開日:2005年2月13日|コメント:0個]
Sponsored Links
Recommended Books